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未来を見るための視座と道具

 

未来を見る角度を変える、 いくつもの〈視座〉と〈道具〉

未来について考えるとき、一つの正解だけを探そうとすると、視野は狭くなってしまいます。
大切なのは、複数の兆しを見渡し、異なる角度から変化を眺め、自分たちの前提に気づくこと。

VISIONGRAPHでは、未来を専門家だけのものにしないために、未来を読む・考える・語るためのさまざまな〈視座〉と〈道具〉をつくっています。

 

 

KNOWLEDGE | 未来を考えるための素材

未来予報の道具は、空想だけから生まれるものではありません。

すでに起きている変化。社会の中に現れ始めている兆し。企業や生活者の新しいふるまい。
そこから描かれる、あるかもしれない未来。

そうした素材を集め、整理し、つなぎ直すことで、未来を考えるための土台をつくっています。

 

先進事例

兆しが、具体的な実装や行動として現れている、出典のある事実。

新しい技術、サービス、プロジェクト、研究開発、制度、生活者行動など、未来につながる可能性を現在すでに確認できる事実です。

先進事例は、それ単体で未来の正解を示すものではありません。

その事例の奥にある価値観や欲求、社会の前提の変化を読み解くことで、未来を考えるための素材になります。

現象予測

先進事例を起点に描く、あるかもしれない暮らしや社会の変化。

現象予測は、未来予報そのものではありません。先進事例などを起点に、それが広がったときにどんな行動、習慣、関係性、制度、感情が生まれるかを想像するためのものです。

未来の断片を、少し先の暮らしや社会の現象として描くことで、未来予報やワークショップ、問いづくりの素材になります。

未来予報

兆しを起点に、今の延長線上とは異なる未来世界を想起させる創造物。

未来予報は、未来の正解ではありません。
さまざまな兆しや先進事例や現象予測、未来予報タグなどをもとに、いまとは異なる「あるかもしれない未来」を描き、現在の前提や価値観を問い直すための創造物です。

共感しても、違和感を持っても、反論してもいい。そこで生まれた感覚や問いが、自分たちなりの未来像〈HOPE〉を考えるきっかけになります。

 
 

何をしたいかで、道具を選ぶ

未来を見る道具は、ひとつではありません。

いま必要なのが、俯瞰なのか。構造の理解なのか。事例探索なのか。チームでの対話なのか。

目的によって、使う道具は変わります。

それぞれの道具は単独でも使えますが、 組み合わせることで、未来の見方はさらに広がります。

 

#複数の未来の可能性を俯瞰する

 

兆しマップ

兆しマップは、社会の変化、技術の変化、先進事例、現象予測などを時間軸上に配置し、複数の未来の可能性を俯瞰するための未来探索ツールです。
未来は一方向に進むものではありません。
さまざまな兆しが重なり合い、時には矛盾しながら、いくつもの未来の可能性をつくっています。

兆しマップでは、そうした未来の断片を一枚の地図のように見渡すことで、「どんな未来が近づいているのか」だけでなく、「どんな未来の可能性が広がっているのか」を考えます。


 

#変化の奥にある、未来の構造を読む

GRAPHシリーズ

GRAPHは、先進事例や社会変化をもとに、人・技術・組織・社会の関係や役割がどの方向へ組み替わるのかを読み解くための未来洞察ツールです。

目に見える変化の背景には、人と技術の関係、働き方、都市、信頼、価値観などの構造変化があります。

GRAPHでは、個別の事例を点として見るのではなく、複数の変化をつなぎ、関係性として捉えることで、未来の構造を読み解いていきます。


 

#企業が、未来像と事業仮説をどう描き変えたかを見る

 

未来像の進化

企業は、最初から完成された未来像を持っているわけではありません。

技術開発、ユーザーとの出会い、市場の変化、失敗、協業、買収、社会の受容などを通じて、自分たちが実現しようとする未来像を少しずつ描き変えていきます。

「未来像の進化」では、そうした企業の変化を、事業仮説と未来像の変遷として読み解きます。単なる成功事例ではなく、企業が何を見て、何を変え、どんな未来像へ向かったのかを捉えることで、自社の事業構想や未来探索のヒントにします。


 

#未来を考えるための素材を、探索する

未来予報データベース

未来予報データベースは、先進事例、現象予測、未来予報タグなどを横断し、未来を考えるための素材を探索する会員制のデータベースです。

ひとつの事例だけを見るのではなく、関連する先進事例、現象予測、未来予報タグ、テーマなどをつなげて見ることで、新しい問いや発想の入口を見つけやすくなります。

未来予報会議、リサーチ、ワークショップ、研修などでも、未来を考えるための共通の素材として活用しています。


 

#未来に向かう方向性と気持ちの文脈をあらわす

 

未来予報タグ

未来予報タグは、先進事例、現象予測、未来予報などを、 社会や人間の変化という観点から検索・整理・再接続するための索引です。

業界や技術カテゴリーだけで分類するのではなく、 価値観、欲求、関係性、依存、正義、合理性、居場所など、 未来に向かう文脈から変化を捉えるために使います。 さまざまな事例やニュースを見るときのレンズであり、 未来を考えるための共通言語でもあります。

VISIONGRAPHが10年以上にわたって発表してきた未来予報®をもとに編集工学の知見も参照し、未来に向かう方向性を大まかに分類しています。各タグには、未来の見方やメンタルモデルも設定されています。

未来の兆しや先進事例、現象予測をデータベース上で索引することで、関連する変化を探し、つなげて考えやすくなります。

未来予報®タグは、さまざまな事例やニュースを見るときのレンズであり、引き出しであり、未来を考える私たちの仕事に欠かせない道具です。


 

#未来について話すきっかけをつくる

未来予報カード

未来について話すことは、簡単なようで難しいものです。
大きすぎる未来の話は、抽象的になりやすく、日々の仕事や暮らしとつながりにくいことがあります。

未来予報カードは、しごと・コンパス・おだいの3種類。
これから現れるかもしれない新たな職業から対話をはじめたり、自分が未来に向けて大切にしたい価値観を共有したり、おだいによる強制発想をしたりと、目的に応じて未来について考えたり、対話するための道具です。

カードを通じて、お互いがどの未来に共感するのか、どの未来に違和感を持つのか、どんな未来に関わりたいのか、チームビルディングや共通言語化を促します。


 

#未来を考えることを、日常の習慣に

未来予報アカデミー

未来予報アカデミーは、未来予報の考え方や事例、データベースなどを使いながら、未来を見る視座を継続的に学び、実践するためのオンラインの学び場です。

未来について考える力は、一度の講義やワークショップだけで身につくものではありません。日々のニュースや事例を見ながら、そこにある兆しを読み、未来の可能性を考え、自分なりの問いにつなげていく。

未来予報アカデミーは、その習慣を育てるための場です。


 

道具は、単独ではなく、つながっている。

 
 

未来予報の道具は、それぞれ独立したプロダクトであると同時に、互いにつながりながら機能します。

例えば、

先進事例を見つける、現象予測を描く、未来予報タグで文脈をつなぎ、兆しマップで複数の可能性を俯瞰する。

GRAPHで構造を読み、未来のおだいで問いをつくり、カードで対話する。そしてデータベースで探索を続ける。

このような一連の流れによって、未来は「専門家が語るもの」から、自分たちで考え、話し、使えるものになっていきます

 

 

道具を使って、未来を仕事にする

これらの道具は、未来予報会議、イノベーションリサーチ、ワークショップ、研修、SXSWリサーチなどの中でも活用されています。

未来について継続的に考える。
新しい事業の入口を探す。
チームの前提を問い直す。
世界の変化を、自社の問いへ読み替える。

目的に合わせて、道具を組み合わせることで、未来について考える場とプロセスをつくります。

 
 

 

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