イベント : Kickstarter Lab #01 レポート
今回は、2014年6月よりLabcafeで月1で開催している「Kickstartar Lab」の模様をお伝えしたいと思います!!!!
まだ国内事例の少ないKickstartarプロジェクトオーナー経験者やBacker(支援者)経験者、これから出展を考えているプロジェクトのメンバーや興味がある人達が集まり、未来へのモノ作りのノウハウを共有するイベントです。
このようなクラウドファンディングにより、個人や小さい集団でも資金調達を柔軟に行う事ができるようになりましたし、プロダクトの量産前に自分達の可能性を確認できるようになりました。
また、音楽、映画、美術、イベント、プロダクトなどなど…何でも好きなプロジェクトのオーナーに直接支援をして繋がる事ができるようにもなりました。
課題1:低い日本のプレゼンス...
前回のレポートでもお伝えした通り、2014年からKickstarterで日本人の価値がどんどん上がってきています。しかし!!まだまだ行けるのではないかと未来予報研究会は考えています。You will find more statistics at Statistaかつて世界にその名を轟かせていた「ものづくり大国」日本。この誰もがモノ作りをしだしたメイカーズ時代に、世界にどれだけ日本をアピールできるか?!「日本、もっと頑張ってこうぜ!」ということで、未来予報特別ケータリング(Thanks for FORM☆AGGIO)をつまみながら、50名以上のディープな会が始まりました。
課題2:ノウハウ共有の場の少なさ...
やはりKickstarterは他のクラウドファンディングサービスに比べて動くお金の桁が違うのが特徴です。このキックスターターラボの良いところは、今までのBacker経験談の中から、プロジェクトオーナーが気にした方が良いポイントに気づく事ができる、オーナーもBackerもフラットな意見交換ができること。あとは先人のプロジェクトオーナー達に飲みながら、今、まさに困っている事を聞くことができることです。日本にはまだまだ事例が少ないため、本当に人伝いのノウハウの共有が大事なのだということがわかります。
■□■集まったプロジェクトオーナー経験者■□■
今回は、未来予報研究会メンバーでもありKickstarter Lab主催の杉本さんがCo-founderをしているOpen pool、AgICをはじめ、数回の出展経験があるCerevoやBreadBoardManiac等...豪華なプロジェクトオーナー経験者が集まりました。
■□■期待が集まる次の挑戦者達■□■
また、Kickstarterに挑戦を目論んでいるプロジェクトのオーナー達も続々と集まっています。
2014年のミラノサローネに出展したKAPPES、視線認識機能のついたヘッドマウントディスプレイのFOVE。
また、品モノラボを主催している田中さん(VITRO)も駆けつけてくれました。FOVEはその場でデモも体験することができました。こちらはまた別の機会に未来予報で取り上げさせてもらいますのでお楽しみに!
課題3:とりあえずチャレンジする?!事の難しさ
やはり大きいのは中国の存在。特に深圳近辺のハードウェアアクセラレーターの動きや、工場の活気はすごいものだとCerevoの岩佐さん。「現地には英語を喋れない人もいるので" 誰に案内してもらうか"がとても重要になってくる。また発注して間違えられていた場合は、ひるまず指摘して、根気をもって作り直してもらう事が大事。金額が100分の1になることだってある。」と話していました。実際、海外の工場を仕切ってるのは元メーカーの日本人だったり、思想や生産ノウハウも日本のメーカーを参考にしていたりするので、日本人は自身を持って外に出て、世界を相手に戦って行きたいところですね!!!次回のレポートもお楽しみに!