ヘルスケアの未来|高輪ゲートウェイ LiSHにて未来構想トーク&ミニワークショップを開催
ヘルスケア100年の未来を観測する
ー未来予報から見える、人間とケアの変容ー
高輪ゲートウェイを拠点とするビジネス共創施設「LiSH」にて、「医療・栄養・メンタルヘルス」をテーマに、“100年後のヘルスケアの形”を考える講演&ミニワークショップを開催しました。本企画は、企業・個人が垣根を越えて超長期視点で未来のケアのあり方を構想することを目的としています。
イベント概要|100年という時間軸から、今を捉え直す
本ワークショップでは、「100年後も続いているヘルスケアの形とは?」という問いを起点に、未来の医療・食・心のケアを総合的に捉え直しました。
目の前の業務改善や短期的な市場動向ではなく、100年という超長期スパンで人間とケアの関係性を見つめることで、現在の事業や仕事の立ち位置を再定義することが狙いです。
参加者同士が対話を重ねながら、
どのような価値観が残り続けるのか
どの領域が変容し、どこが根源的に変わらないのか
といった視点から、未来のヘルスケアビジョンを共に描き出しました。
インプットトーク|SXSWの知見から見る「ケアの変容」100年とケアの定義
冒頭では、未来予報株式会社・宮川による講演「ヘルスケア100年の未来を観測する ― 未来予報から見える、人間とケアの変容」を実施。世界最大級の未来・イノベーションカンファレンス SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト) で得られた最新の知見をもとに、
未来予報式バックキャスティングのレクチャー
ケアの概念100年変化
未来に向けたケアの再定義
これからのケアをとりまく未来予報
などを共有し、参加者の思考を一気に100年先へと引き上げるインプットを行いました。
ワークショップ|未来を「自分ごと」にする時間
後半は、約3時間にわたる個人・グループワークを実施。
未来予報株式会社のオリジナルワークショップツール 「未来のおだい」 を活用しながら、
未来予報を選択し
未来のおだいカードを使った強制発想
チームでのディスカッション
現在の当たり前を問い直すリフレクション
を段階的に行いました。
会場では参加者同士の対話が自然発生的に広がり、これまでの延長線ではない、全く新しいヘルスケアビジネスや共創アイデアが次々と生まれる場となりました。
私たちの役割と提供価値
本ワークショップにおいて、未来予報株式会社は次の役割を担いました。
過去を含めた超長期視点(100年)から問いを投げかけるインプットトーク
医療・栄養・メンタルヘルスを横断的に捉える未来洞察の提供
強制発想のフレームワーク「未来のおだい」カードの提供
参加者の未来思考を深め、対話を加速させる場づくり・ファシリテーション
単なるアイデア出しではなく、参加者一人ひとりが「自分の仕事や組織にどうつながるか」まで落とし込む設計を行いました。
参加者の声
「いつもは目の前の業務や数字を追っていますが、100年という超未来に目を向けることで、今の自分の業務の立ち位置を改めて明確にできました。」
「普段では考えられない斬新なアイデアが数多く生まれ、大企業との共創が生まれそうだと感じました。」
「ヘルスケアの中でも馴染みの薄かった“食”の領域に触れることができ、新規事業のアイデアにつながりそうです。」
未来を考えることは、今を変えること
100年後のヘルスケアを考えることは、単なる未来予測ではなく、「今、何を大切にするか」を問い直す行為です。
未来予報株式会社は今後も、未来洞察と対話を通じて、企業や個人が長期視点で価値を創造するための場づくりを支援していきます。