2019年予報 結果発表 第１弾｜VISIONGRAPH Inc.
2019年予報 結果発表です
こんにちは、VISIONGRAPH Inc.です。
台風が近づいておりますが、くれぐれも気をつけてお過ごしください。
2018年の年末に発表させていただきました【2019年未来予報】結果を発表をさせていただきます。
当社の予報、果たして当たっていたのかどうか！？
早いものでもう10月です。その間のニュースを調べてみました。
9つの兆しの中から今回は２つの結果を報告させていただきます。
目次
「 Visual vs Homely ビジュアル系とアリノママ系の攻防 」
・予報１ ありのままの自分を楽しむための「満腹ミント」
・予報２ 自由な時間を手に入れるための「マイ活」
・予報３ 盛らない・さりげない加工ができる「素加工」
「 New Manhood 男らしさの再定義 」
・予報１ 自分自身のことを見つめ直す性教育やジェンダー教育
・予報２ ジェンダレスに見える正装やスーツ
・予報３ 彼氏をりゅうちぇるのような素敵な彼氏に仕立てる術
まず一つめ
「 Visual vs Homely ビジュアル系とアリノママ系の攻防 」
インスタ映えという言葉があるように、
他人の目を意識した「ヴィジュアル系」と、
それに逆行して、
人に見せる必要がない自分のための 「アリノママ系」
に向けたサービスやプロダクトもより多く生まれるのではないか。
そして、そのどちらも叶えるサービスが出てくるのではないか、という３つの予報を検証しました！
■ 予報 その１
" ありのままでいられる時間を確保するための食事回数を減らすことができるサプリタブレット「満腹ミント」"
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ハズレ...?
残念ながら、食事時間短縮のための「満腹ミント」は調べた限りまだありませんが、満腹バー、満腹サプリなどが発売され、人気がでています。
今後、このような手軽に取れる食品がダイエット目的だけでなく、
「ありのままの時間を増やす＝食事時間を短縮して自由時間を増やす」に転換される日は近いかもしれません！！
■ 予報 その２
"集中力をマネジメントしやるべきことをさっさと終わらせ、
自由な時間を手に入れるための「マイ活」"
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当たり！
ここ数年、日本でも働き方改革が実施され、残業への規制が厳しくなり、一方で仕事以外の時間をどう有効活用するかがワーカーにとって新たなテーマとなりました。
今年春に放送されたテレビドラマ「定時で帰らせていただきます」は高い視聴率を獲得し、働く人達から高い共感を呼びました。
そういった事もあり、2019年に入ってから更に、残業をしないという意識改革や取り組みが盛んになっています。
その反面「残業代がもらえないために、住宅のローンなどが大変になった」という話も耳にします。
老後2000万円問題の発言も話題になり、危機感を感じている比較的若い世代が少額投資に殺到しているというニュースもありました。
今後は、スキルアップなどの自分磨きや副業・複業、投資などで老後資金の準備などのために、自由時間を使う人が増えるかもしれませんね。
■ 予報 その３
"盛らない・自然すぎる・さりげない加工に重きを置いた
スマホアプリの機能「素加工」"
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大当たり！
今年に入り、ナチュラルに盛れる写真加工アプリ「SODAソーダ NAtural Beauty Camera」が大人気に！
これまでとは違い、ナチュラルに見える事に重点を置いたアプリとなっています。
また動画シェアアプリTik Tokでは、自分の顔を良くするだけでなく、面白くしたりもできる、BeforeAfterフィルターが流行しています。
その他にも、人気歌手サム・スミスが、インスタでありのままの自分の体型を公開したり、キャメロン・ディアスなど、多くの女優がノーメイク姿を公開し、VOGUEなどの雑誌ですっぴんの特集記事が組まれています。
スターだから。モデルだから。綺麗で痩せていなければならないという固定概念がこれまで普通でした。
スターが自らのコンプレックスをさらけ出す事ができるようになれば、誰しもが自分のコンプレックスを気にしなくても良くなる社会が来るかもしれませんね。
つづいて二つ目
「 New Manhood 男らしさの再定義 」
「男なら泣くな」とは、よく言われてきた言葉ですが、それは男性が優遇される代償に社会的役割として課せられる”男らしさ”。 なのかもしれません。
しかし最近、そういった定義が見直されるようになってきており、未来予報では、2019年は更に、その流れが加速するのではないか、と思って出した４つの予報を検証しました！
■ 予報 その１
"固定概念にとらわれずに自分自身のことを見つめ直す性教育やジェンダー教育がより重要視されてくる"
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当たり！
６月イギリスの教育当局は「No Outsiders（よそ者はいない）」プログラムでLGBTのほか、宗教や年齢、人種、障がいなども取り上げ、絵本に盛り込んだ内容で教育の試験運用を開始しました。
現在は一部地域のみですが、2020年9月からイギリス全国で義務教育化の予定とのことで、移民受け入れが進んでいるヨーロッパでは、これからこういった動きが必須になるかもしれません。
また、日本では、まだ性教育、ジェンダー教育が世界から遅れていますが、金沢大の入試問題で同性愛者への対応を考える問題が出されるなど、じわじわとジェンダー教育、性教育について、見直されてきています。
ただ、男らしさとか性についての定義が変わりつつあるのは確かですが、宗教や慣習上これまでの価値観を守りたい人達と、どう折り合いをつけていくかは、今後大きな課題になりそうです。
■ 予報 その２
"よりジェンダレスに見える正装やスーツの新しいカタチ"
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当たり！
2月に行われた第91回アカデミー賞の授賞式では米歌手で俳優のビリー・ポーターが“タキシードドレス”で現れ、話題となりました。
更に、同イベントでは、タキシード姿の女優も登場し、性別やしきたりにとらわれずに、堂々と、着たいものを着た姿が賞賛されています。
また日本人モデルのkemioも、ジェンダレスなスタイルのドレスをSNSで披露し、世界から注目されています。
男性だからタキシード、女性だからドレス、この考え方も古いのではないでしょうか。
もしかすると、これから子どもたちに着せる服一つ取ってみても、変化があるかもしれません。
■ 予報 その３
"彼氏をりゅうちぇるのような素敵な彼氏に仕立てる術"
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はずれ、、、でもまだわかりません！
実は、2019年「たまひよ 理想のパパランキング」で初登場２位にりゅうちぇるさんが選ばれました。
１位は去年同様、つるの剛士さんで、お二人とも、
「子どもだけじゃなく、奥さん、家庭まるごと愛している感じがいい」
「育児は母親がするものという前時代的な考えではなく、夫婦で育児に向き合っている感じがすてき」など、パパの姿に共感されているようで、
今後は、りゅうちぇるさんのようなお父さんに仕立てる術がうまれるかもしれません！
これまでの理想のパパランキングでは、りゅうちぇるさんのような、メイクをする人はいませんでした。
これは女性が男性に求めるものも変化している事を象徴しているかもしれません。
外見の男らしさより、周囲に優しく、守るための勇気がある事、など中身の男らしさが重視されていくでしょう。
■ 予報 その４
"年収や学歴にとらわれない価値観基準の婚活サービス"
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ほぼ当たり！
婚活アプリの中には、ゼクシィの「縁結び」など、年収、学歴の他に価値観をアンケートで調べるサービスはこれまでもありました。
ただ、ここ最近、マッチングサービスアプリ「with」という、メンタリストDaigo監修の価値観や性格診断を売りにしたアプリが20代に人気です。
登録者は真剣交際の恋人探しを目的とする人が多いそうですが、性格診断や、好みや共通点を見つける機能が充実しているため、出会いやすく、そういった事が人気の理由かもしれません。
また、結婚相談所でも、年収、年齢、職種だけでなく、性格、好み、趣味、価値観などをAIが分析して提案するところも出てきているそうです。今後は、より価値観に重点をおかれた出会いサービスが生まれるかもしれません。
尚、今回から、４回にわたって、2019年予報の結果報告を発表いたします。
弊社では、5〜10年後にフォーカスした産業別の未来予報レポートを販売しております。これからのプロダクトやサービスを企画する上で、海外の先進事例を見るだけでは役に立ちません。そこから、将来変わるであろう価値観の兆しを読み取るなど、自分のビジネスに即した事例の整理法・活用方法が必要です。 未来予報レポートは独自の事例整理方法と、未来世界の見方を掲載しています。カスタマイズ版のレポートも作成しておりますので、お気軽にこちらよりお問い合わせください。
次回を楽しみにしていてください。どうぞよろしくお願いいたします