まちの未来 | 神奈川県商工会議所青年部連合会にてワークショップを実施

「未来をデザインする力」実践ワークショップ

— まだ見ぬ未来を“自分ごと”として描く、未来思考研修 —

神奈川県商工会議所青年部連合会(YEG)主催のビジネス研修事業として、地域企業の経営者・後継者・次世代リーダー約100人を対象としたを対象にした未来デザインワークショップを実施し、アンケートで8割以上の参加者にご満足いただきました 。


背景|「目の前の課題」だけでは、10年後が見えない

地域企業の現場では、

  • 新規事業の方向性が定まらない

  • DX・AIといった言葉に追われ、判断軸が揺らぐ

  • 若手が未来を描けず、理念が共有されにくい

といった声が多く聞かれます。

今回の研修では、「正解を探す未来予測」ではなく、“ありたい未来から現在を見直す”未来予報®︎の思考法を用い、参加者自身が 未来を描き、言語化し、行動に落とす体験を設計しました。


プログラム設計|2040年から現在へ戻る「未来予報®︎」体験

ワークショップは、講義中心ではなく、対話と想像を軸にした参加型プログラムとして設計されています 。

主な構成は、

  • 未来の価値観を対話するカード「未来のコンパス」を使ったアイスブレイク

  • 兆しマップを使ったチームで描く「2040年の未来のまち」構想

  • ワークシートを活用したその未来における「自社・自分の役割(ROLE / HOPE)」の設定

  • 2040年から現在へ戻るバックキャスティング

  • 明日からできる具体アクションの言語化

重要なのは、「正しそうな未来」ではなく「自分たちが選びたい未来」を描くこと。

他者の視点と掛け合わせることで、参加者それぞれの中に眠っていた未来観が引き出されていきました。


参加者の声

参加者からは、次のような変化が生まれました。

  • 「未来に対して今すべきことは何かを考えるきっかけになった」

  • 「数年前に自社のロールを設定し地道に事業を進めている中で少しずつ地域におけるロールを理解できるようになってきたが、未来を想像し、バックキャストという手法を活用することで具体的なステップが見えた気がします。」

  • 「プログラムのクオリティと完成度が高く、安心して楽しくワクワク、チームメンバーといい時間が過ごせました。兆しと組み合わせでまちを出現させるワークは、イメージしやすいものができて感動を覚えました。

  • 「どこまで現実生があるのか空虚なビジョンをつくってもしょうがないという思いも。リアリティのあるものだと意味がしっかりあるのだと感じます」


未来予報が提供した価値

本プログラムで未来予報が担ったのは、答えを与えることではありません。

  • 未来を自由に想像してよい「安全な場」

  • 正解探しから解放される思考のフレーム

  • 他者との対話によって視野が広がる設計を提供することで、

    参加者一人ひとりが、自分の言葉で未来を語れる状態をつくりました。


企画事務局からのコメント

私共、神奈川県商工会議所青年部連合会は県内13の各単会の連合会で約1,000人の仲間と共に、日々地域の為、自社企業の為に研鑽に努めています。

今回、曽我様にご講演いただき多くの気づきを与えていただきました。

特にバックキャスティングの発想が好評で参加メンバーもいい事業だったと多くのお褒めの言葉をいただきました。事業を企画したものとして大変うれしく思います。

多くの仲間と共に事業テーマであった 未来をデザインする力〜まだ見ぬ未来を形にする思考法~を共有できたことに感謝申し上げます。

神奈川県商工会議所青年部連合会 ビジネス研修委員会 委員長 浪川武

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