DXの未来|大手デジタルソリューションメーカー 未来思考ビジョン構想プログラム
100人規模で実施した、未来思考の“体験型”組織研修
VISIONGRAPHは、大手デジタルソリューションを開発するメーカーの人事部からの依頼を受け、全社公募・挙手制による未来思考ワークショップを実施しました。
対象は全国各地の社員約100名。3日間の研修プログラムを合計3クールに分けて実施し、部署や職種を越えて参加者が集まる大規模ワークショップとして設計しています。
研修の狙い
本ワークショップでは、以下の変化を生み出すことを目的としました。
未来思考型のアプローチを体験を通じて理解する
現状課題の解決ではなく、実現したい未来(HOPE)から発想する思考法を身につける
顧客・社会・自分自身とのコミュニケーションの質を変える
自社のビジョンと自分たちが考える未来像を接続する
全体設計|3つのステップで未来思考を定着させる
本プログラムは、以下の3ステップで構成しました
① 楽しく未来を妄想し、発想をひらく
未来思考ワークショップ(DAY01)
「AIと人間の関係性」など抽象度の高いテーマを題材に、個人ワークとチームワークを組み合わせて未来を発想
未来の兆し → シナリオ → 未来人のペルソナ作成 → ニーズ → ビジネスアイデアという流れで、思考を自然に深めていく設計
難しいテーマでも、楽しみながら真剣な議論に入れる構成
② 未来年表で未来を構想し、HOPEを描く
未来年表ワークショップ(DAY02)
2045年の未来からバックキャストし、社会・自社・個人・顧客の変化を多面的に整理
各年代での課題や願望を言語化した上で、未来のHOPE(ビジョン)に落とし込む
HOPEにつながるアイデア創出までを含めた構成
③ 振り返りとアクションプラン化
振り返り議論会(DAY03)
DAY01・DAY02で考えた内容を振り返りながら整理
自社・自部門・自分自身として、何を持ち帰り、どんな行動につなげるかを言語化
実施形式の特徴
全社公募・挙手制で参加者を募集
日本全国から参加する社員を対象に、3日間・4回構成で実施
ワークショップ間の期間には、宿題を設け、思考が日常に残る設計を採用
参加者からのコメント
グループワークで周囲のアイデアに触れる中で、自分の視野の狭さ、頭でっかちな部分を認識し、 いかに常識にとらわれず思考できるかの重要性を再確認した
現在と未来では価値あるものが違う可能性がある、現在の状況から見える未来を想像し、先手を打ったビジネスが必要と気づきました。
固定概念や先入観に囚われない様に心掛けることができた。研修による脳のストレッチができた
とても楽しく参加させていただきました。答えがないので自由な意見をどんどん出せる環境が良かったです。
インプットをすることは多かったが、アウトプットし、さらにそれについて議論する機会が少なかったため今後はそういう場をつくっていきたい。
VISIONGRAPHの役割
研修全体の構成設計
未来思考・バックキャストの体験設計
大人数でも議論が深まるワークショップデザイン
スライド・ワークシート・進行設計一式