2024年の近未来予報
私たちは｛未来像｝をつくる専門会社です。東京と米国オースティンを拠点とし、イノベーションリサーチを強みに、普段は5年先や10年先、時には50年先の未来を独自の方法で描いています。
３０年以上の歴史を持つ世界最大級のクリエイティブビジネスイベント SXSW（サウス・バイ・サウスウエスト）と日本で唯一の契約を結ぶ Japan Rep（日本代表）として、SXSW Japan Officeの役割も担っています。
示唆に富んだ｛あるかもしれない｝数々の未来予報をつくり、多くのインスピレーションの下、企業の研究所やイノベーション部門、デザインセンターに向けて、より良いコンセプトや戦略をデザインしています。
毎年恒例、未来予報の翌年予報。
2024年予報では{夢中になるかもしれない}10の予報をお届けします。
WHOが緊急事態の終了を宣言し、感染者数が減少した2023年。もはやほとんどの人が新型コロナについて話題にすることがなくなりました。長く続いたパンデミックが収束した私たちの社会は、オンライン化と高度なAI技術の急速な拡大とともに変わりました。特に人同士の繋がり方が大きく変化し、その結果として孤独病や不安症の人が急増していることが問題となりました。
他方、2023年に景気が底打ちし、2024年は企業収益の好調を支えに内需主導で緩やかに回復していくというのが、大方の見方です。生活レベルで回復を感じられるようになると財布の紐もすこし緩み、お金を使うようになると考えます。そうなると、元々孤独や不安な気持ちを抱えた多くの人たちは、余剰のお金で新たに夢中になれる依存先を探し始めるでしょう。
2024年、人は何に心惹かれ夢中になっていくのでしょうか。夢中になる、熱中する、没頭する、沼る先を、新たな予報として10個つくり出しました。これを読んで、あなたはどんな夢中な事を描きますか？