2026年の未来予報®︎

発行:2025年12月

私たちは VISIONGRAPH Inc./未来予報株式会社 という、未来像をつくる専門会社です。東京と米国オースティンを拠点とし、イノベーションリサーチを強みに、普段は10年先や30年先、時には50年先の世界を独自の方法で描いています。また、38年の歴史を持つ世界最大級のクリエイティブビジネスイベント SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト) の日本事務局であるSXSW Japanを担い、2012年から13年間、世界のイノベーターたちを調査してきました。

そんな私たちが恒例の、2026年に起こるかもしれない未来について、10の「未来予報®︎」を発表します。これは、2019年〜2025年にSXSWで注目されたトピックと、日本社会で感じられる予兆を掛け合わせ、つくり出した「あるかもしれない」シナリオです。

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2026年予報「Liminal Futures:境界線上の未来」

毎年恒例、未来予報の翌年予報シリーズ。2026年予報では、「Liminal Futures:境界線上の未来」をテーマに、10の未来の予報を描いています。

AIは人間を超えるのか、それとも未完成の道具のままなのか。分断は修復されるのか、さらに深まるのか。進むべきか、立ち止まるべきか――このレポートでは、10の領域で「人間が引いた線」がどう崩壊し、その先で何が起きているのかを観測します。

#1: The Ambiguous Author(曖昧な著者)

#2: Post-Truth, Pre-What?(証拠そのものが無力化)

#3: Love's Gray Zone(愛の灰色地帯)

#4: The Entropic Rage(エントロピー化した怒り)

#5: Tomorrow's Yesterday(明日の昨日)

#6: The Waiting Room Life(あるいは「永遠の保留」)

#7: The Corporate Sovereign(企業という名の国家)

#8: The Atomic Paradox(原子力のパラドックス)

#9: Matter in Flux(流動する物質)

#10: The Provenance Economy(来歴の経済)

無料版では、これらの10の未来予報のうち「#5: Tomorrow's Yesterday(明日の昨日)」と「#8: The Atomic Paradox(原子力のパラドックス)」の2つを公開します。

有料の完全版では、愛・怒り・真実・企業・資源・時間といった複数の領域へと広がる全10本の未来予報を収録しています。無料版をご覧いただき、このテーマについて興味を持っていただいた方は、ぜひ完全版のご購入をお願いします。